11/23(土) 2歳回顧(東京のみ)
11/23(土) 2歳回顧
【 目次 】
- ■東京1R 2歳未勝利(9:50~) ダ1400m
- ■東京2R 2歳未勝利(10:20~) 芝1600m
- ■東京3R 2歳未勝利(10:50~) 芝1800m
- ■東京5R 2歳新馬(12:10~) 芝1600m
- ■東京6R 2歳新馬(12:40~) ダ1600m
《 先週の記事 》
《 土曜日のレース回顧 》
■東京1R 2歳未勝利(9:50~) ダ1400m
【次走注目馬】
◆ヴィクトワールボス[3着:2番人気:差し]
スタートで躓いて流れに乗れず中団で追走
直線は内で上手く捌けずにもたつき、外に出して最速上がりの脚を使うが、先行してた2頭との差は縮まらず0.3秒差の3着
スムーズにレースが出来なかったなかでの好走
2戦連続で脚抜きのいい馬場で、どちらも前残りの展開で中団から
前走[東京ダ1400m]→3F36.2(上がり2位)
今回[東京ダ1400m]→3F36.4(上がり最速)
安定した末脚で2着→3着と好走しています
道中は砂を被っても問題なく走り、ダート適性の高さを示す好内容の走り
今回の中間調教で良化が窺える素晴らしい動き
レースを積み重ねる毎に成長は見えますが
「ゲート」と「幼い面」
この2つが今後の課題となるはずです
前走の初ダートで距離短縮した理由は「少しハミをかむ面」が出てきてしまっての短縮
ダ1400mの流れに乗れて好走しているのは大きいですが、本来であれば延長して楽に流れに乗って脚を使うことが理想
陣営も「距離は守備範囲」と残しています
馬具を使用して変わり身が見られれば、今後は距離延長で狙っていきたい
展開が向かないレースが続き、今回はスタート直後に落馬寸前の躓きがありながらも好走
発馬さえ決まってポジションが取れれば勝ち負けの出来る馬
今後はチェックしていきたい
◆アカマツミッチー[6着:4番人気:先行]
いいスタートを切れたが逃げた馬の二の脚が速く、控えて3番手の内で追走
序盤は泥を被った影響で掛かりましたが、その後は落ち着いてレースを運び
直線はキレる脚はなく、伸びを欠いて1.5秒差の6着
前半引っ掛かってしまった分と、内で揉まれてリズムよく運べなかったことが敗因
控えてレースを運んだこと、内で揉まれた経験は次走に繋がる内容
距離はダ1600mまでが適性距離
半兄カッチョエペペ[父サウスヴィグラス]は中山ダ1200mで勝ち上がり
中山ダ1200mに登録であれば、揉まれない「外枠」から好位の外目での追走が理想
「使って素軽くなった」(牧調教師)
上積みを強調しているコメントはありますが、まだまだ良化途上なので次走の上積みに待ち
次こそはリズムよく運べる展開に期待
■東京2R 2歳未勝利(10:20~) 芝1600m
【次走注目馬】
◆クロノメーター[3着:3番人気:追込]
出遅れてスタート直後に進路が狭くなり、手綱を引いて後方からの追走
直線は外から一気に差を詰めるが、前2頭を交わすことができずタイム差なしの3着
不良馬場でしたが3F34.9の最速上がり末脚
残り200mで手前を替えてからの伸びが素晴らしく、前が残る展開で厳しいなか差の着差の追い込みに評価
舌ベロを出して走っていたので、まだまだ本気で走ってない印象
左前脚にソエの症状が出てデビュー戦は延期
前走の少し出負けしてから5番手のインで追走し、ゴール前で勝負根性を出してもうひと伸びして0.1秒差の3着
レースを使った上積みは大きく、今回の調教の動きは抜群
2戦連続でスタートが悪いので今後の課題は「ゲート」
スタートが決まってある程度ポジションが取れれば、いまの内容なら勝ち負けのできる走りはできます
2戦連続で道悪なかでいい脚を使っています
次走はパンパンの良馬場の方がいい脚は使えそうで、出遅れても流れが楽になる距離延長が理想
次走は「良馬場」、「内枠」、「距離延長」の条件に期待したい
◆トゥゲザーアゲイン[5着:11番人気:追込]
出遅れて後方から追走し、道中は内で折り合いながらレースを運び
直線は真ん中から差を詰めて0.8秒差の5着
上位3頭の相手が悪く0.8秒差まで詰め、4着馬とは1.1/2馬身差の走り
出遅れてしまったが、折り合えて脚を溜めれたことが好走に繋がった内容
不良馬場でまだ非力な部分がある状態で0.8秒差の走りに評価
中2週→中1週と立て続けに出走し
まだまだ芯が入らず仕上がるのは先ですが、この馬なりに少しずつ上向いてる状態
今後は「上積み」と「良馬場」でチェック
すぐに勝てる馬ではないですが、相手次第で条件が揃ってれば次走は複狙い
長い目で見て調教の動きがガラッと変わったら大きく狙いたい
■東京3R 2歳未勝利(10:50~) 芝1800m
【次走注目馬】
◆ヤシャマル[3着:7番人気:追込]
大きく出遅れてテンにもたつき、行き脚をつけて中団まで上げての追走
道中は内で折り合いましたが、後方3番目まで位置を下げ
直線は内から追い込んで0.6秒差の3着
前残りの展開でしたが上位2頭が強く、内から3F36.0の最速タイの末脚で伸びた内容に評価
テンにもたつく面があって今回は減量騎手起用
しかし、出遅れてリカバリーをするため中団まで位置を上げましたが、道中は後方まで下げてチグハグしたレース内容
そして
「長めの距離は合いそう」(尾形調教師)
「距離はもう少しあった方がいいかな」(田辺騎手)
と前走の厩舎コメントで長めの距離が合うと陣営はコメントを残し
レース後に田辺騎手が助言がありながらも、距離短縮を選んだ陣営
結果としては3着で芝1800mで好走したものの、陣営に少し不満が募るレースに
課題としてはテンにもたつくところがあるので、楽に流れに乗るためには「距離延長」が重要になってきます
まだ緩さはあるので絞って馬体が引き締まれば
厩舎力としては厳しいが、勝ち上がれる脚は持っている馬なので次走に期待
◆ミスミルドレッド[7着:3番人気:逃げ]
好スタートからハナを主張
折り合って軽快にペースを引っ張るが、直線で伸びを欠いて1.1秒差の7着
12.8 - 11.5 - 12.2 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.8 - 12.5
道中は番手にいた1番人気(ヴィクターバローズ)のマークが厳しく、中盤はペースを緩めることなく平行ラップで展開はキツくなり、脚が溜まらず直線は見せ場なく7着
持ち味を活かす競馬ができずの内容
新馬戦はハイレベルの戦いで2着
〈 フローズンスタイル組:東京芝2000m 〉
2着 本馬 → 2着 [福島芝2000m]
3着 ビターエンダー → 1着 [東京芝2000m]
4着 ミッキーハッスル → 1着 [福島芝1800m]
5着 レッドライデン → 1着 [東京芝1600m]
6着 マイネルデステリョ → 1着 [東京芝2000m]
前走[福島芝2000m]は道中力んだ走りで、直線は外に膨れるロスもあり1.3/4馬身差の2着
開幕週で前残りの展開のなか、3F35.4の最速上がり脚を使った内容
小回りのコースよりも、広いコースで持ち味を活かした走りができれば勝ち負けの馬
中1週+重馬場で疲労は溜まってるので、一旦リフレッシュして立て直してから期待