ガルチ競馬

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6/23(日) 伝統の新馬戦[阪神芝1800m]

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今週は宝塚記念よりも注目したいレースがある
それは…

『6月23日(日) 新馬戦(阪神芝1800m)』

阪神芝1800mの新馬戦は名馬を多く輩出
【2007年】
1着アーネストリー[11年宝塚記念]
2着トールポピー[08年優駿牝馬]
3着ドリームシグナル[08年シンザン記念]
8着キャプテントゥーレ[08年皐月賞]

【2008年】
1着ロジユニヴァース[09年日本ダービー]

【2009年】
5着エンシンフラッシュ[10年日本ダービー]

【2010年】
1着ショウナンマイティ[12年大阪杯]

【2017年】
1着ダノンプレミアム[17年朝日杯FS]

クラシックで活躍した馬が多く、記憶に新しいのは
一昨年注目されていなかったダノンプレミアムが4馬身圧勝
その他にも
ティルナノーグvsトーセンバジルのクビ差対決
ポルトフォイユの5馬身圧勝
ダービー候補と注目された馬が阪神芝1800mの新馬戦に集まります

そして今年も…
有力馬が多く登録しています
そのなかでも3強と言えるほどの有力馬を紹介




『シルヴェリオ』

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父:ハーツクライ
母:シルヴァースカヤ
母父: Silver Hawk

馬主:サンデーレーシング
調教師:池添学(栗東)
生産者:ノーザンファーム
騎手:C.ルメール

サンデーレーシングで総額1億2000万円で募集
1口出資額300万円(全40口)

半兄シルバーステート[5戦4勝:種牡馬入り]
半兄ヘンリーバローズ[2戦1勝]
半姉ヴィルジニア[チューリップ賞4着]
早めにデビューできる一族で重賞級と言われながらも、この一族にネックとして付き回るのが「体質の弱さ」と「脚元の不安」
シルバーステートは3歳で屈腱炎をし、幻のダービー馬と呼ばれるほどの器
1年7ヶ月ぶりの復帰戦を勝利し、垂水ステークスはコースレコード(1:44.5)
誰もが期待した毎日王冠に向けての調整中、2度目の屈腱炎で現役引退
ヘンリーバローズは新馬戦で、後のダービー馬ワグネリアン相手にハナ差の2着
その後は未勝利戦は圧勝し、体質が弱かったため放牧してそのまま現役引退
父がディープインパクトからハーツクライへ変更され、現状は脚元・体質は問題なし

6/12(水)82.0-66.3-51.7-38.1-11.8[CW]一杯⑧
外フラッテリ馬也を6Fで0秒4追走1F併せで0秒1遅れ
「テンションが高く、もう少し落ち着いてくれるといいが、走り出すと問題ない。バランスのいいフットワークで素質を感じる。(池添師)」
ウッドコースを一杯に追われて古馬に遅れはしましたが、終いの動きはキレがあって評判通りの走り

兄弟が叶えられなかったクラシックへ駒を進めるのはシルヴェリオだ




『リメンバーメモリー

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父:キズナ
母:フィオドラ
母父:Lord of England

馬主:前田晋二
調教師:佐々木晶三(栗東)
生産者:社台ファーム
騎手:武豊

2017年セレクトセール当歳で9000万円で落札
今年初年度産駒を迎えたキズナ産駒で、1番高い評価を持つリメンバーメモリー
前田晋二オーナーが購入して、預託先は父を管理した佐々木晶三厩舎
そして父を担当した田重田厩務員が担当で「チーム・キズナ」が再び始動
そして鞍上は武豊騎手を迎えて注目度は高い

母フィオドラはドイツオークス
母系はパワー・スタミナにあふれる血統で、父キズナのスピード・瞬発力がどこまで引き出せるか
キズナ産駒はすでに2勝を挙げており、早い時期からの活躍が見込めます

重心を低くして首を上手く使う走り
まさに父キズナそのものと前評判は高く
「初めてキズナの産駒に乗ったけど、乗り味が似ているね。いい背中をしている。まだ仕上がっていないけど、動かしたら動いたね。雰囲気があって走りそう。キズナと同じ田重田厩務員が引っ張っていて懐かしかった。3世代ダービー制覇を目指したい。(武豊騎手)」
調教で跨がった武豊騎手も絶賛で、佐々木調教師もかなりの惚れ込み様

「チーム・キズナ」が日本ダービーへ向けて再び動き出す




『レッドベルジュール』

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父:ディープインパクト
母:レッドファンタジア
母父:Unbridled's Song

調教師:藤原英昭(栗東)
馬主:東京ホースレーシング
生産者:ノーザンファーム
騎手: 福永祐一

東京サラブレッドクラブで総額7000万募集
1口出資額17.5万(全400口)
最高レベルの評価と言っていいほどの期待度
全姉レッドベルローズ[フェアリーS:3着]、レッドベルディエス[クイーンC:5着]は牝馬特有の気難しさがあり、ポテンシャルは高いがなかなか結果出ず
同配合で牡馬が誕生したことは魅力
姉2頭の預託先は鹿戸調教師[美浦]でしたが、今回の預託先は藤原調教師[栗東]
有力厩舎に預けている辺りが勝負の気配を感じます
跳びが大きく、力強い走りは東京の中距離向け
2頭の全姉は東京芝1600mで好走と東京コースには縁のありそうな血統

5/22(水)ゲート合格後はCW・坂路で乗り込み
6/6(木)87.3-70.3-53.8-38.6-12.0[CW]馬也
「能力はありそうですが、気性的なものかまだ加減しながら走っている感じがしますし、まだ中身も仕上がり途上で重いですね。今日は全体の時計も遅かったですし、ゴール板を過ぎてからしっかり追っておきました。4週目を使うとのことなので、来週もしっかり追い切っておいた方がよいでしょう。(福永騎手)」
福永騎手が跨がって2週前追いきりでは辛口のジャッジ

6/13(木)83.6-67.0-51.8-37.8-11.8[CW]強め
外サトノシリウス一杯を6Fで0.4秒追走2F併せで0.2秒先着
内サイベリアン一杯に6Fで0.4秒先行2F併せで0.1秒先着
「予定通り終いはしっかり追っておきました。格上の古馬相手にこれだけ動くことができれば、2歳馬相手ならもっと楽に動けそうですね。この一追いでさらに良くなってくると思います。(福永騎手)」
2週続けて福永騎手が稽古をつけ、1週前追いきりは古馬・3歳相手に先着
動きガラッと変わって仕上がりは十分
強めに追ったの少し飼い葉食いは落ちましたが、翌朝の計測では454㎏と2㎏しか減らずに1週前で状態は良好

あとは最終追いきりを確認次第





どの2歳馬が勝つのか…
全くわかりません∩( ´∀`)∩
めちゃめちゃ楽しみですね♪

以上!6/23(日)新馬戦の情報でした!



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6/23(日) 宝塚記念[データ・予想] - ガルチ競馬


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