ガルチ競馬

競馬のことメイン。時々ガルチの日常。

初めての父の日

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私の24年間、実の父親がいない生活だった

5歳の頃に離婚をし、母親と0歳の妹と一緒に祖父・祖母に家で暮らすことになった
24年前のことなんか覚えてはおらず、昔のアルバムに残ってる写真だけが父親のいた証だった

祖父と祖母がよくこう言う
「お前のお父さんは浮気をしたんだ」
「お前のお父さんは借金ばかりしてた」

どうしようもない父親だった印象づけられた
昔から女遊びはしない、借金するほどギャンブルはしないと心に誓った

そして昨年の秋、24年ぶりに父親が現れた

妹から急に連絡が来て
「いま父親がいるけど会う?」
と言われてすぐに支度をし、とっさに子供の写真を持って家を出た
今更すぎて怒りはあったが、正直嬉しさの方が高かった

その前に母親と妹の前に現れて二人は激怒
妹はバッグを投げつけて
「今更現れてなんなんだ?母親に謝れ」
妹は物事をすぐに言えるタイプで、私と真逆の性格
それを聞いていたので言いたいことはすでに妹が言っており、私は父親と対面して何も言わなかった
でも、とっさに持ち出した写真を父親に渡すと泣いていた
それを見てつられて泣きそうになった

その後は私、父親、母親、妹の4人でスナックへ飲みに行き
私と妹で父親にいままでのことを反省させた
母親にも謝らせた
そしてお酒の苦手な私は初めて酔い潰れた

結局は浮気をしていなかったと言い張るが
ギャンブルして借金をしていたことを認めて反省はしていた
そして私と妹を育てられなかったことを凄く後悔していた

父親は現在に愛知に住んでいる
静岡まで会いに片道約2時間かけて、交通費・宿泊費、飲み代などで約4万以上を使いながら楽しみに1ヶ月間、毎週会いに来ていた

最初は照れ臭かった自分もいた
「お父さん?」「親父?」
なんて呼べばいいのわからず、いまだにその名で呼んだことはない
子供が「じい」って呼ぶので同じくその名でいまは呼んでいる

月日は経ち、私の誕生日前に父親から電話が来て
「嫁と少し話がしたい」
と言ったのでスマホを嫁に渡す
大体は察していたが、何が欲しいのか何が好きなのかを嫁に聞いていた
24年ぶりの息子の誕生日プレゼントに悩んでいたんだろう
誕生日の翌週に父親が静岡に帰ってきて、私が欲しかったショルダーバッグを買ってくれた
私が
「24年間の誕生日プレゼントまだもらってないよ?」
「これから渡してくよ、ごめんな」
と父親が言い、いまでは昔のことは笑い話になっている

そして今日は父の日
5歳までにプレゼントを渡していたかは覚えてないが、恐らく今回が初めての父の日を迎える
母親に何を渡したら喜ぶか聞いてみたら
「たばこでいいんじゃない?」
すぐに却下した
リサーチはしていたが結局決まらず、嫁と一緒に選んでもらうことにした

ガルチ「ネクタイはどう思う?」
嫁「ネクタイ仕事で使うの?」
ガルチ「ぐぬぬ…。じゃ名刺いれは?」
嫁「名刺渡す仕事してるの?帽子はどう?」
ガルチ「絶対に似合わないから却下!」

選ぶのに1時間以上も時間がかかった
プレゼントは決まり、今週帰ってくる予定だった父親は急遽帰ってこれず
買ったプレゼントは父の日の当日には渡せないが、また父親が帰ってくるときまでお預け
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喜んでもらいたい自分がいる

父親らしいことはしてきてもらってないが
これから先は長く
少しずついい思い出が作れていけばと思っています
そして24年ぶりに現れた父親はすでにお祖父ちゃん
いまは自分よりも、いいお祖父ちゃんとして子供たちに思い出を作ってほしい
これから先、みんなで楽しく笑っていけたらと思っている





最後まで読んで頂きありがとうございました!
ガルチ初の日常系なのにこんな感じ書いてしまった…(笑)
まぁ実話だからねぇ(#゚Д゚)y-~~
皆さんは父の日にプレゼントしましたか?
忘れてた方は明日でも贈りましょう!
絶対に喜ぶからね!

以上、ガルチの父の日でした!



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